2008年1月29日火曜日

道経済飛躍へ経財相が提言 札幌で「地方会議」

大田弘子経済財政担当相と政府の経済財政諮問会議の民間議員が地方に出向いて地域の課題を話し合う「経済財政に関する地方会議」が二十六日、札幌市白石区の札幌コンベンションセンターで開かれ、道内各産業の経営者らと経済の活性化について意見交換した。
 冒頭、大田経財相が「北海道経済の飛躍に向けて」と題し、農商工の連携による北海道のブランド力の強化や、国内外からの投資を呼び込むためのビジネス環境の整備などを提言した。
 これに対し、道内から出席した阿寒グランドホテル(釧路)の大西雅之社長は、航空自由化で羽田と道東を結ぶ路線の航空運賃が新千歳線などに比べて大幅に上昇し、観光客が減少している現状を説明。地方の民間企業が自助努力で競争できる環境整備を訴えた。
 金型部品製造のキメラ(室蘭)の宮崎秀樹社長は、企業誘致で道内は土地や人材の提供で優位性があるとする一方、「行政の情報収集力や迅速な行動が足りない」と述べた。また北海道新聞の金成良宏経済部長は官依存体質からの脱却に情報技術(IT)やバイオなど新産業の振興や交通基盤整備の必要性を指摘した。
 会議終了後、大田経財相は「北海道の活性化に国として何ができるか、しっかりと考えたい」と述べた。

2008年1月25日金曜日

J1定着へ始動 グアム合宿スタート ハードな練習に汗

【グアム(米国)22日佐藤元彦】今季J1に復帰したコンサドーレ札幌は22日、グアム合宿で新チームのスタートを切った。初日から十分な走り込みに加え、さっそくボールを使った練習を行った。  札幌で2季目の指揮を執る三浦監督らチーム一行は、同日午前4時に合宿地のレオパレスリゾートに到着。睡眠もそこそこに同リゾート内のサッカー場で午前と午後の2回、練習をこなした。20分間のインターバル走を繰り返したほか、パス練習などでボールの感触も確かめた。真冬の北海道とは一転、28度の気温の中で選手らは存分に体を動かして汗を流した。  合宿初日からのハードな練習に、ブラジルから来日したばかりのMFアルセウは午後の練習で両足の筋肉がけいれんしたほど。ほかの選手たちからも「さすがにきつかった」という声が出た。  三浦監督は「睡眠不足の中、みな張り切って練習していた。最後はさすがに疲れていたが、これで(2日目以降の)リズムがつくれる」と、合宿初日の手応えを語った。  グアム合宿は体力強化と戦術の浸透を狙って2月13日まで行われる。帰国後の15日から熊本で、J1開幕を見据えた実戦主体の2次合宿に入る。

2008年1月18日金曜日

宮部逆転優勝 全道中学スキー 大回転女子は大差で寺井

全道中学スキーは16日、札幌藤野のフッズスノーエリアで男女の大回転が行われ、男子は1回目2位の宮部柊平(北見留辺蘂)が2回目にトップタイムを奪い合計1分19秒53で逆転優勝した。女子は寺井えりか(紋別潮見)が2位に2秒09の大差をつける合計1分21秒47で制した

2008年1月13日日曜日

評判です若きマイスター 革工芸 札幌で横山さん工房

革工芸に魅せられて修業に励み、札幌市内で念願の独立を果たした若き「マイスター」の工房が評判だ。札幌市北区北二○西八で昨年九月に「レザーサロン・ヒサシ」を開業した横山尚さん(33)。「お客と対話して満足いく製品を作る」というオーダーメードにこだわるものづくりが注文を集めている。
 横山さんは留萌管内小平町出身。幼いころからきめ細かなものづくりの作業が得意だったことに加え、独特の風合いがある革製品も好きだった。
 札幌で土木関係の仕事をしていた二十代のころ、欲しいデザインの革製品が見つからなかったことから、自分で作ろうと考え、仕事を辞めて市内の革工房の門をたたいた。丸六年間、修業し、昨年「まだまだ駆け出しだが、お客さんと対話しながら、さらに腕を磨きたい」と独立した。
 製品はすべて受注生産だ。「お客と話し合い、色や形などの造形と使い勝手を聞き出して、それを形にして世界に一つしかない革製品を手にしてもらいたい」からだ。
 「素材の革は一枚として同じものがなく、使う部位で製品の仕上がりが異なる。間違って穴を開ければごまかしがきかず、材料の革が丸々一枚無駄になってしまう」。毎日が緊張の連続だが、「ステッチの縫製一つでも自分の職人としてのこだわりがお客に満足してもらえた時、やってて良かったと思う」。
 価格は牛、馬、シカなど使う素材やデザインでさまざまだが、目安としてカバン類で三万円後半から、長財布で二万六千円から。注文生産とはいえ仕入れ値が安定している牛革を基本とするなど、なるべく求めやすい価格にしている。問い合わせは(電)726・8280へ。

2008年1月9日水曜日

住吉獅子舞踊ってみよう 保存会など講座、継承の基盤に 赤平

【赤平】明治時代から百年以上踊り継がれてきた市無形文化財「住吉獅子舞」を守ろうと、NPO法人赤平市民活動支援センター(佐藤智子理事長)と同獅子舞保存会(南波勉会長)が近く無料の保存・継承講座を開く。「子ども用の獅子頭(がしら)や衣装もあり、小学生でも踊れます」と広く参加を呼びかけている。
 同保存会は高齢化などで休止状態が続き、赤平高郷土研究部に伝承を託した。しかし、同校も存廃問題がつきまとい、伝承には不安が。このため、市公民館の指定管理者である同センターが保存の足場づくりに乗り出した。
 今回は「まちなか公民館講座」の一つとして企画。頭の動きは前保存会長の大西幸夫さん、胴と尾は住吉町内会長の井上俊昭さん、天狗(てんぐ)は中西幸一さん、太鼓は野村繁さん、横笛は南波会長がそれぞれ手ほどきする。
 保存会は講座を、基本に戻って正調を伝える最後の機会と位置付ける。「獅子舞を支えるのは太鼓のリズム」(南波会長)と、名手として鳴らした札幌の遠度芳夫さんにも声をかける考えだ。
 講座は二十四日と二月七、二十一日の午後六時から市内大町一、まちなか公民館「ラビカ館」で開く。同センターは各小学校に講座案内のちらしを送りPRしたほか、冬休み明けに参加への働きかけを行う。「子どもイベントで演じたときはみんな熱心に見ていたので、関心は十分あるはず」と佐藤理事長。申し込みは同センター(電)0125・32・5567へ。

2008年1月5日土曜日

「持てる力出し切りたい」 浅田真が新年の抱負

昨年12月のフィギュアスケート全日本選手権女子で2連覇した浅田真央(愛知・中京大中京高)が4日、札幌市内で報道陣の取材に応じ、2度目の出場となる3月の世界選手権(イエーテボリ=スウェーデン)へ「自分の持っている力を全部出し切りたい」と新年の抱負を語った。
 この日は、5日の札幌を皮切りに全国4カ所で行われるアイスショーに向けた練習を公開。2日からリンクに立っているという浅田真は3回転ジャンプを何度も跳ぶなど、元気な姿を見せた。
 全日本選手権後は、愛犬が産んだ3匹の子犬に会いに東京へ行き、大みそかと元日は「家でゴロゴロして過ごした」という。2月に4大陸選手権(韓国)、翌月は昨季2位だった世界選手権がある。「今季はまだ自分の力を発揮できていないので、100パーセント以上のものを試合で出せるように頑張りたい」と活躍を誓った。

2008年1月1日火曜日

札幌・栗城さん、南極ビンソンマシフ登頂 世界7大陸制覇へあと1

世界七大陸最高峰の単独無酸素登頂に挑戦し、残り二峰となった札幌の登山家栗城史多(のぶかず)さん(25)が二十九日午前三時、六大陸目となる南極ビンソンマシフ(四、八九七メートル)登頂に成功した。
 札幌市豊平区の栗城事務局が同日午前五時、山頂付近に設営した第三キャンプに戻った栗城さんから、電話で連絡を受けた。
 栗城さんは、二十八日午後八時半、標高四二○○メートルの第三キャンプからアタックを始め、六時間半で頂上に到達した。下山時は途中からスキーで滑降し、第三キャンプに戻った。
 事務局の児玉佐文さんによると、登頂に成功した栗城さんの第一声は「頂上に行ってきました!」。当日、気温は氷点下三○度まで下がったが、天候は安定しており、栗城さんは体調も良く落ち着いた様子だったという。
 栗城さんは、二○○四年に北米最高峰・マッキンリーの単独登頂に成功後、七大陸最高峰単独登頂を目指している。残る一峰はチョモランマ(エベレスト)で、○八年春に挑戦の計画。