少女に現金を渡してわいせつ行為などをしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反の罪に問われた札幌市の元小学校教頭細田孝幸被告(55)の初公判が14日、札幌地裁(中川綾子裁判官)で開かれた。細田被告は起訴事実を認め、検察側は懲役3年を求刑し、即日結審した。判決は今月28日。
弁護側は最終弁論で執行猶予を求め、細田被告は「できる限り償い、誠実に生きていきたい」と述べた。
検察側は動機について「自分の性的好奇心を満たすためだった」などと指摘。論告で「児童の健全育成に努めるべき立場にありながら、少女らの未成熟さに付け込んだ犯行は卑劣で破廉恥だ」と述べた。
論告によると、細田被告は今年5月から9月までの間、札幌市中央区内のカラオケ店や駐車した車内で、出会い系カフェで知り合った当時16、17歳の高校生や無職少女の計6人に現金を渡す約束をして体を触るなどしたほか、うち5人の胸などをデジタルカメラで撮影した。6人にはそれぞれ2000―1万円を渡した。
細田被告は成人向け雑誌の“有名投稿者”で、これまで約760人の女性をわいせつ写真のモデルにし、10年間で計約2400万円の投稿料を得ていたことが判明。少女らとの交際のため、消費者金融などに約600万円の借金があったという。
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