2007年11月10日土曜日
手作りの温かさ毎年欠かさず 駅に座布団4半世紀 登別・ひまわり会
【登別】市内の主婦でつくるボランティア団体「ひまわり会」(米山久美子会長、約80人)が8日、市内のJR3駅の待合室ベンチに、手作りの座布団を敷いた。旧国鉄時代の1983年から毎年冬場に実施し、今年で4半世紀。温泉などへの観光客やお年寄りに、温かい心が伝わっている。 座布団のアイデアは、会員の一人が東北を旅行した際、駅のベンチに敷いてあった気遣いに感心したことから。会員が持ち寄った着物に綿を詰めて作り、毎年十一月から敷いている。五月に回収して打ち直し、新しい布で縫い直している。 今回敷いたのは、縦百八十センチ、横五十センチの横長の座布団。綿がぎっしり詰まり、布団ほどの厚さがある。ベンチの数に合わせ、鷲別駅と幌別駅に四枚、登別駅に六枚敷いた。いすだったころには、小さな座布団を五十枚以上作ったこともあったという。 登別駅によると、観光客から「登別の人は優しいですね」「心遣いがありがたい」と好評で、「今年はまだですか」などと待ち望む地元利用者もいるという。同駅の営業主任、渡辺正明さんは「木のベンチは冬場は冷たくなるので、大変助かっています」と感謝する。 長年座布団を敷いてきた市内若山町の千葉京子さん(67)は「喜んでもらえるので長年続けてこられました。これからもずっと続けます」と笑顔で話していた。
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