2007年8月25日土曜日
札幌の市民団体 沖縄の子供に沖縄の本を
札幌市内の市民団体が中心となって「沖縄の小中学校に沖縄県産本を贈る会」を発足させた。沖縄の本を沖縄の子供にもっと読んでもらうのが目的だ。十月に初のイベント「うたやびら(唄(うた)おう)かたやびら(語ろう)うちなーぬくくる(沖縄の心)」を開き、収益を本の購入費に充てる。(稲垣重則) 沖縄の文化や歴史を紹介している「おきなわ工房がんじゅー(元気はつらつ)会」の事務局長比嘉秀子さん(60)が六月、他のメンバーらに呼びかけ、設立した。 沖縄出身の比嘉さんは、高校教科書検定で、沖縄戦での集団自決で日本軍の強制や関与があったとする記述が削除されるなど歴史をゆがめる最近の動きに憤る。「沖縄の子供に自らの歴史と文化をうんと勉強してほしい。その機会を増やす一助になれば」と話す。 沖縄の出版社が発行する沖縄関連の本は地元で「沖縄県産本」と呼ばれ、歴史や文化、芸術、食生活、観光など種類も多彩だ。贈る会は、これらの本の購入資金として、イベントの収益を県庁経由で各小中学校に届ける考え。賛同する人や団体からの募金も受け付ける。 イベントでは、歌や三線演奏、講演を通じて沖縄の心を感じてもらう。贈る会発起人の竹内秀男さん(65)は「明るくおおらかな沖縄の姿も知って」と話している。 ◇ 「うたやびら-」は十月十二日午後七時から、札幌市北区北八西三の札幌エルプラザ三階ホールで開催。札幌の「コーロ感透音(かんとーね)」「ハイサイ!ぼん太&紅いもタルツ」がそれぞれコーラスと三線ライブを披露するほか、長寿と琉球食文化などについての講演もある。参加費は大人千円、中高生五百円、小学生以下無料。チケットはJR札幌駅地下街アピアの「おきなわや」などで販売中。問い合わせは比嘉さん(電)090・1648・7423へ。 (北海道新聞 引用)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿