アイヌ文化の正しい知識を観光客に-。北海道観光連盟(札幌)は観光バス業者向けのガイド教本・アイヌ民族編を発行した。B6判の手のひらサイズだが、専門家の協力で監修した本格派。バスガイドの強い味方になりそうだ。
バス業界には地域別に名所を紹介したガイドブックもあるが、アイヌ文化に特化したものは初めて。過去に誤った知識を案内して問題になったこともあり、教本を求める声が出ていた。
道ウタリ協会やアイヌ民族博物館(胆振管内白老町)など関係者からなるワーキンググループが編集し、二千部を製作。今月上旬から道バス協会の加盟九十六社に配り、道観光ボランティア連絡協議会にも寄贈する予定。内容は道観連のホームページにも掲載した。
教本は全十六項目で百三十二ページ。民族史や儀式の概略のほか、バス会社側の要望で、かつてアイヌ民族の食生活で重要だったオオウバユリなど植物の情報を大きく扱っている。
アイヌ民族初の国会議員、故萱野茂さんら著名人や白老町で進む伝統的生活空間「イオル」の再生事業など時事要素も盛り込んだ。
道バス協会の岩崎友雄専務は「アイヌ文化への観光客の関心は高く、正確に分かりやすく紹介するための資料の一つとして活用したい」と歓迎している。
(北海道新聞より引用)
2007年6月6日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿